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サイクルキャリアの取り付け

 バックドアのせいで通常では取り付けられないサイクルキャリアを何とか取り付けました。

詳細

 

  アラモスペンドにはバックドアがあります。荷物の出し入れには便利なドアですが、このせいでサイクルキャリヤは普通の方法では取り付けることができません。いくつかの業者に相談したのですが、いずれも不可という結論でした。専門業者がムリなのならば、自分でつけるしかないということで、いくつかの案を考えました。

A案…バックドアの開閉をあきらめて、ドア全体をガッチリと鉄板で補強して、そこにキャリアの下部を2点を取り付ける。

B案…車体フレームから角パイプを延長して、ヒッチメンバーに取り付けるサイクルキャリアを流用して取り付ける。

C案…パンパー部分(とは言っても、FRP製なので強度はない)をガッチリと補強して、キャリアの下部2点を取り付ける。

 結果として、B案とC案を合体させる方法で取り付けることになりました。

  まずは、フレームからバンパー直下まで延長させるための土台作りから。5センチ角パイプ(鉄鋼)をL字型に溶接。それを2本用意します。たくさん穴の空いている鉄板は、ガーデンフェンス用のものを加工して作りました。画像は防錆剤入りのペイント缶で塗装したところです。

 車体フレームに取り付けます。フレーム側の穴は、元から空いている穴を使用しました。さすがにフレームに穴を開けることには抵抗がありましたので…(^^)
 
 こんな感じにボルト留めします。
 バンパー裏にガッチリとフレームが延長された感じになりました。
 続いては、こちらの金具が2セット。元の材料が何であるかは、ホームセンターによく行く人にはすぐ判るはず(^^)
 現物合わせでの作業なので、この形に落ち着くまでにいくつもの失敗作を生み出してきました。
 金具を取り付けたところです。
 バンパーの表側から、サイクルキャリアの下部取り付けアダプタ用の穴を開け、最終的な位置決めを行います。
 四隅に穴を開けて、ジグソーとヤスリで穴を広げていきます。サイクルキャリア付属の金具がスッポリと入る大きさにします。
 こんな感じになりました。ここで、よーく見ると、金具は少し上向きになっていることが判ります…か?この角度調整が必要なので、上で紹介した金具を土台に取り付ける必要があったのです。
 続いて、サイクルキャリアを引っかけるフック部分の金具の加工です。金具を乗せているのは、5ミリ厚のアルミ板。このアルミ板がなぜ必要かと言いますと…
 アラモスペンドの背面は、真っ平らではなくわずかに湾曲させています。これはデザイン面だけでなく、面強度を考えてのことだと思われますが、サイクルキャリアを取り付ける側としてはとてもやりづらい形状です。そこで、アルミ板をグラインダーと金工ヤスリを使用して、こんな感じにななめになるように削りました。
 続いて3ミリ厚のアルミ板で補強材を作ります。結果的にはオーバースペックとなりましたが、より万全を期して補強材を取り付けることにしました。
 車内と外側から2枚の補強材で、ガッチリ壁面を補強します。ステンレスボルト・ナットで取り付けました。もちろん、防水用コーキング剤も併用です。
 車内から見ると、こんな感じです。
 フックを引っかける金具を取り付けたところです。2個の金具が一直線上についてることが画像で表現されいる…かな?
 ところで、この金具ですが、サイクルキャリア本体のフックとガッチリハマル様に設計されているので、動きにまったくの余裕がありません。これでは、一度取り付けたら最後、取り外すことが難しそうです。そこで…
 こんな感じに先端部を削りました。
 サイクルキャリア本体の取り付けは、まずフックに引っかけて…
 下部をボルトナットでで締めて完成。取り外しもかんたんです。
 自転車を積んでみたところです。ナンバープレートがちょっと隠れてしまいますが、大丈夫かな?
 真横から見ると、こんな感じ。
 自転車を積まないときは、こんな感じに外しておきます。慣れれば3分で脱着可能です。

 


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